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ジェネリック医薬品とは?

Date:2021年7月5日

最近薬局で「ジェネリック医薬品にしますか?」と聞かれることはありませんか?

「そもそもジェネリック医薬品って何?」
「ジェネリック医薬品にするとどんなメリットがあるの?」

と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うので、今回はジェネリック医薬品について簡単にご説明したいと思います。

①ジェネリック医薬品とは…

新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分、品質、効き目、安全性が同等と国から認められたお薬です。新薬に比べて少ない費用で開発することができるため、ジェネリック医薬品は価格を抑えることができます。最近では飲みやすいように工夫されたり、薬の大きさ、味、形などが改良されているものもあります。

②ジェネリック医薬品のメリット

新薬と同じ有効成分、同じ効き目で低価格のお薬ですので、患者様のお薬代の負担が軽減される点がメリットとなっています。いつも先発医薬品を使っていて、ジェネリック医薬品に変えた時、お薬の副作用など気にされる方も多いと思います。
副作用は新薬、ジェネリック医薬品、関係なく起こる可能性はありますので気になる点がありましたら、薬剤師にご相談ください。

③AGとは…

最近ではAG(オーソライズド・ジェネリック)というジェネリック医薬品があります。先発医薬品と全く同じ成分(原薬や添加物、製造方法)であり、先発医薬品を製造販売するメーカーから特許権の許諾を受けた後発医薬品メーカーが販売するジェネリック医薬品です。新薬メーカー系列の会社が全く同じ工場や生産ラインで、オーソライズド・ジェネリックとして販売することもあります。先程記載したジェネリック医薬品同様、少ない費用で開発できるため価格を抑えることができます。新薬とほぼ同一のものが安い価格で患者様に提供できるので、こちらも患者様のお薬代の負担が軽減されます。

当薬局でも、後発医薬品、AGをご準備しておりますのでお気軽にご相談ください。